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武重本家酒造 酒蔵開放 1999年レポート


去る3月21日に当社初めてのイベント「酒蔵開放1999」を開催いたしました。

前日(20日)は雪、当日は朝から寒く昼頃からは雪が舞う悪天候にも関わらず、450名程度のお客様に参加いただくことができました。

当日の様子を簡単にご報告いたします。


蔵見学

【写真:二号蔵 もと場】
【写真:二号蔵 もと場】

酒蔵の入口で手を洗い、上履きに履き替えていただいてからの見学。発酵途中の醪はありませんでしたが、麹室、造り蔵などを見学していただきました。蔵の各所にある木製の道具が現役で使用されているということに皆さんびっくりされていました。

各種実演

【写真:暖気樽】
【写真:暖気樽】
【写真:こも樽の化粧巻】
【写真:こも樽の化粧巻】

暖気樽の作成、こも樽の化粧巻き、酒林の作成の三つの作業の実演と、暖気樽入れの体験のコーナーでは、来場のお客様が興味深げにそれぞれの実演者と話をされていました。

試食処
【写真:甘酒とおかゆに舌鼓】
【写真:甘酒とおかゆに舌鼓】
一番人気が、試飲と試食のコーナーでした。試食は酒米のおかゆと甘酒。酒米のおかゆは35%精白の山田錦で作ったもので、澄んだトロリとした味に皆さんびっくりされていました。甘酒は寒さも相まって大人気でした。試飲は今年の新酒十種類と、通常の商品を十五種類。ちょっと種類が多かったのでとまどわれた方もいらっしゃいましたが、ほとんどの皆様がそれぞれ異なる味をじっくりきき酒されていました。

試飲処
【写真:新酒と通常商品のきき酒】
【写真:新酒と通常商品のきき酒】
新酒中で評判だったのは今年の新作「山廃酒母四段」。ワインを呑まれる方、特に女性に人気でした。もう一つ評判は、お燗をしても淡麗辛口の酒「暖」。この日は寒かったのでお燗の暖かさがうれしかったせいでしょうか。杜氏と酒造顧問技師の専門的な説明もあり、和気藹々としたきき酒会場でした。

1999年酒蔵開放のお知らせはこちら

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著作・制作: 武重本家酒著作・製作造株式会社
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